愛用のデジカメ修理(DMC-LZ2)

DIY系同人誌等を出版するのにカメラは必需品なのですが
愛用するLumix DMC-LZ2が故障しました。

電源は入りますが、液晶モニタには映像が写らず、撮影した
画像も真っ暗な状態になってしまいました。 
P1080714.jpg
カメラを振ると時々何か液晶にが写るので、接触不良のようです。

実は、このカメラかれこれ10年近い付き合いですがものすごい重宝してます。

電源は専用バッテリーではなく単三電池なんです。日ごろはエネループを使用していますが
外で撮影するときも安価で容易に電源を確保できます。
そんでもって、マクロ撮影がとっても得意なので、細かいものを撮影するときに大活躍です。
確か、2000円前後でドスパラで購入したので十分元は取れていますが一般記録用
としては十分な性能です。

さて、分解は危険なので良い子は真似しないようにお願いします。 また、自己責任でお願いします。

フラッシュ回路に電気が放電するように、電池を抜いて1日以上放置します。
そして底面と側面の小さな+ネジを外します。
P1080716.jpg P1080717.jpg


ネジを外すと、液晶パネル側のケースを爪を折らないように精密マイナスドライバーを使って
外します。
P1080718.jpg 
液晶と、基盤はリボン線で接続されているので折ったり、切らないように注意しましょう。

今回の症状は液晶画面だけではなく、記録データも黒いことから、CCDと基板の間の配線に
問題があると判断しました。 よって、今回はこの矢印の部分に問題があると判断しました。
P1080719.jpg

このリボン配線部分を外して、接点をクリーニングします。 接点復活材と鉛筆HBで磨きます。
接点復活材はほんのちょっとで良いです。 多量に付けても効果はありません。

リボン配線を再度装着し、外装も元に戻すと・・・・このとおり無事に復活しました。
P1080720.jpg
そろそろ買い換えたらどう? と言われたりしますが、必要以上の性能は必要ありませんし
なんていってもタフなデジカメで、使い勝手が良いので手放せません。 もうあと5年は
使えたらなぁ と思っています。

この記事について

このページは、まてらーが2015年2月14日 07:21に書いた記事です。

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