ランティスセダン修理① スターター交換

昨年の秋に車検を通したランティスセダンですが、現在エンジンがかからないトラブルとなっています。

エンジンをONにして、セルを回そうとしますが、セルが重いような感じです。
通常であれば、バッテリーが弱ったのだろうと思うのですが、バッテリーの
再充電、新品バッテリー、マジョランからのジャンプスタートをしても
症状が変化しません。

もう20年目ですので、考えられる事はセルモータが弱ってる、配線関係が弱ってる事だと思います。
そこで思い切って、セルモータ+軽量化を実施します。
BPエンジンだから出来る裏技? NBロードスターのセルモータを流用します。

まずは、バッテリーステーを取り外します。
P1130814.jpg
バッテリーステーは4本のボルトで固定されています。


バッテリステーが取り外せたら、セルモータを固定しているボルト(3本のうち2本)
を取り外します。

P1130815.jpg → P1130816.jpg
本当は、スタータの配線を取り外してからの固定ボルトを外すのが良いのですが
不動状態で、かなり無理な体勢からの作業となっており、今回は仕方なく順番が逆になっています。


更に、赤矢印のスタータを固定している3本目のボルトを外します。 エンジンマウント等が
邪魔でなかなか外せません。
P1130817.jpg
更に、青矢印のエンジンブロックとインテークを固定しているステーともスタータが
固定されていますので、それも外します。

写真は有りませんが、このステーも外してから やっとスターターの配線が
取り外せる状態となります。

いざ、スターターを取り出そうとすると・・・・・
P1130818.jpg
中間(触媒)マフラーが邪魔で取り外しが出来ないので、前後の接続を切り離して
横にずらします。

ちなみに、曲がったホイールが置いてあるのは、前述のとおり車両が不動の為に最適な
場所で作業が出来ていないので、もしも車体が落下しても何とか隙間が確保できるように
置いてあります。
P1130819.jpg P1130832.jpg
良い子の皆さんはネジ等は直接地面に置かずに作業しましょう。


さて、取り出したスターターの比較です。
P1130822.jpg P1130821.jpg
左が、ランティスのもの、右側がNBロードスタのものです。
ロードスタの方はギアが組み込まれており、小型化・軽量化がされています。

取り外して分かった事は・・・・期待はしていなかったのですが、なんとボルト穴位置が
どんぴしゃりなので、完全ポンつけが可能だと分かりました。 
NAロードスタにNBロードスタのスタータを取り付けるには真ん中のボルト穴位置が
合わないので、2本止めが定番のようですが3本締めできるので安心ですね。

今回はこの辺で 次回に続く!

この記事について

このページは、まてらーが2015年3月27日 06:19に書いた記事です。

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