ドライブシャフト異音対応

北関東に来て数日のある日 
ランティスを運転しているとどうもへんな音がします。
速度と共にゴリゴリと音がします。

エンジンの回転数ではなく速度に比例してますので
ミッションから後の現象だと思われます。
色々な調査の結果 右ドライブシャフトのアウター側に
問題があるようでした。

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ドライブシャフトブーツには外見上問題はありません
たぶん中身の問題でしょう。

ドライブシャフトブーツを交換したときに
グリスを入れ替えていますが、てきとーに拭き取って、てきとーに詰めた
ような気がしますし、付属のグリスは安物なので性能的に疑問なところもあります。

ドライブシャフトのブーツバンドを外して、ブーツをずらすと案の定
シャバシャバになったグリスが出てきました。 
粘り気が無くなってグリスの効果が薄れているのでしょうね。

こうなってしまっては、アウタージョイントの中に古いグリスを入れても無駄ですから
徹底的に洗浄してしまいましょう。 

ウエスでふき取って更にパーツクリーナで中のグリスも洗い出します。
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ベアリングも指でまわして徹底的にしましょう。
洗浄後は1時間ほど休憩がてら乾燥させます。

その間にホームセンターでグリスを購入しましょう。
今回はモリブデン入りグリスを購入しました。
モリブデンはゴムを侵食するといいますが、負荷度合い・価格から見て
これが妥当だと思います。 カインズホームで400円ほどでした。
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アウタージョイントの中と、ブーツカバーの部分にもグリスを盛ります。
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この対応を行った後はドライブシャフトからの音が無くなりました。
近いうちに助手席側のグリスも交換しておくことにしましょう。

ランティスは右側が重く、ストラットやドライブシャフト等々が右側の消耗が
とても早いのです。 油脂類はそんなに価格もしませんので、異音がしなくても
気が向いたら交換することとしましょうかね。

この記事について

このページは、まてらーが2012年4月 8日 21:57に書いた記事です。

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