ランティスセダン 冷却水ホース交換

先週、 実家から電話があり、エンジンルームから白い煙が出たと連絡がありました。

知り合いのガソリンスタンドで調べてもらった所
エンジンとラジエータを接続するアッパーホースが破裂ししたようです。

色々な事がありましたので、この土曜・日曜は私だけ関西に帰って
作業をする事としました。

SH380513.jpg
破裂するには勿論!理由があります。
ラジエータホースのアッパー側(助手席側)はエンジンで温められた
冷却水が流れてきますので、熱い冷却水が流れる所になります。

冷却水の順番を温度の低いラジエータ後から考えると・・・

ロアホース(ラジエータ下のホース)→エンジン→アッパーホース(助手席側ホース)→ラジエータ→・・・

となります。
ラジエータホースはゴムですから、高温にさらされて水圧がかかっている状態
が長く続くと、通常よりも早く劣化してしまいます。
その為、温度の低いロアホースよりもアッパーホースの劣化が早いのです。
(私はアッパーホース2回交換でロアーホース一回交換ぐらいの比率で交換しています。)
P1100169.JPG
上がロアホース 下がアッパーホース

また、今回破裂したアッパーホースを見ると、水温センサー取り付け部のホースバンド部が
コブ状になっており、冷却水が漏れたような跡があります。
P1100166.JPG

どうしてもこのように自分で切った部分のホースバンド周辺が弱いですね。
冷却水が漏れやすいのでホースバンドの増し締めを定期的に行っていましたので
最終的にそのホースバンドの締め付けに耐えられなくなったのでしょうね。



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このページは、まてらーが2012年5月26日 19:42に書いた記事です。

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