カローラ(オートマ車)メンテナンス(ATF交換・ドラシャブーツ交換・プラグチェック)

AT車は10万キロ以上乗っていると、シフトショックが大きくなったり
クイックではなく、ヌルヌル走るような感じになってきて気持ち悪いですよね。

昔はATFは無交換でよいと言われていましたが、最近は交換する方が良い
と言われているようです。 ただ、交換費用ってとっても高くて、お店によっては8000円/台も
するようです(ATFが4Lで4000円+交換費用4000円と北関東Mで言われた)
そんなにも値段するならATFを購入して自分で変えてしまおうと言う事になりました。

購入したのはデキシロン3規格の中でも激安の韓国製のフルードです。
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(写真はmonotaroより引用
20Lで約8000円。 まあ1台交換するつもりで複数台のATF・パワステを交換して
しまおう! という作戦です。

交換作業は別途記事を作るとして(ファミリアのATFページを作る予定)
新旧オイル比較は一目瞭然。 
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左の新品フルードは透明で綺麗なのに対して、使用済みフルードはドロドロ&真っ黒。
AE100Gカローラで4Lの交換でしたがフィーリングが劇的に変化しました。
もう10年乗れそうです。



エンジンの調子も見る事にします。 エンジンの調子確認は
点火プラグを見れば一目瞭然です。
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プラグが黒いのは、オイルが下がっていて、燃焼室でオイルが燃えているようです。
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このカローラはオイルが下がりやすく私が面倒見た事のある3台全てで似たような
現象が起きています。 ただ、そんな状態でも30万キロ走っちゃうカローラはすごいです。
さすが商用車ですね。




下回り確認中に助手席・ドライブシャフトアウタージョイントのドライブシャフトブーツに
亀裂&グリス漏れを発見しました。  ストックしてある分割式ドライブシャフトブーツと
交換します。
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ドライブシャフトブーツが裂けてから少し時間が経っている様でグリスが飛び散った
様子があります。 異音はしていませんので今回はブーツ交換&グリス補充だけです。


取り外したブーツ・ブーツバンドは使用しませんので手早く破壊しながら取り外します。
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ニッパで全て切ってしまえば一番楽です。

ドライブシャフトを傷つけないように丁寧かつ大胆に切っていきましょう。
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古いドライブシャフトブーツが外れたら、パーツクリーナとウエスを使ってグリスをふき取ります。
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この状態ではグリスが完全には拭ききれませんので、自分が満足するまでがんばりましょう。


今回はアップガレージで590円で購入した物です。
AE100系カローラの部品はそろそろ捨て値価格になりつつあるようで・・・・・・
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分割式なのでアウター側かなと思ったら、ミッション側のブーツでした。
調べたところ、ブーツの大きな方に山が邪魔なだけと言う事が分かりましたので
この山をカッターで削って対応しました。

赤いチューブは潤滑剤になっており、接合部に塗布します。結合自体はこのブーツの中に
特殊スプリングが仕込んであり、それでロックされるようです。

ドライブシャフトの作業しやすいところで結合させます。
P1120345.jpg
後はドライブシャフトブーツを定位置にセットしブーツバンドをします。

この記事について

このページは、まてらーが2013年11月20日 19:14に書いた記事です。

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